自宅サーバーなら低スペックのマシンで十分 |
サーバーと聞くと、マルチプロセッサやギガバイト単位のメモリといった超強力スペックが思い浮かぶかもしれないが、個人ユーザーや自宅サーバーとして適用する程度なら、使わなくなった型落ちのマシンでも十分。CPUならPentiumVや初期のAthkon XPなどのすでに生産が終わってるものでも間違いない。メモリもOSが普通に動作するくらいの容量で足りるだろう。 自作ユーザーなら押入れにしまってある古いパーツをかき集めればできてしまう。 また、買い替えで使わなくなった古いノートPCを再利用するのも有効である。設置スペースが小さく、24時間フル稼働させても日常生活の妨げになる騒音を発しないため、自宅サーバーとしてリサイクルするにはうってつけのマシンである。 余ったパーツの使いまわしで大丈夫とは言っても、ファイルサーバーとして用いる場合はできるだけ大容量のHDDを用意しておく必要がある。その代わり、サーバーへのアクセスにはLANやインターネットを経由するので特別に高速なHDDを選ぶ必要は無く、静音性や発熱に気を使った方が良い。 静音化対策としては、ファンコントローラを使ってファンの回転数を制御したり、ファン電圧を12Vから5Vへ変更して回転数を下げたり、ファン径変換アダプタを使って低回転数でも十分な風量を確保したりするなどがある。もっとも安全で効果的な方法としては、ファン径変換アダプタでファン回転数を抑えつつ、風量を稼ぐことである。
【用語】 PentiumV・・・ Athlon XP・・・ ファンコントローラ・・・ ファン径変換アダプタ・・・ |
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