フレーム領域を設定する

「フレーム」とは、ページを複数の領域に分割して、それぞれの領域に別々のページを表示させる機能のこと。フレームを利用する場合は、フレーム領域に表示する個々のページのほかに、フレームを定義するページが必要。

フレームの定義には、<frameset></frameset>を使用する。

（１）ページを縦に分割する場合は、cols属性を利用する。

（２）ページを横に分割する場合は、rows属性を利用する。

（３）フレーム領域の大きさを指定するには、縦に分割する場合は左側のフレームから、横に分割する場合は上のフレームから順に、それぞれのフレームの大きさを、「,（カンマ）」で区切って指定する。

（４）大きさの指定は、ウインドウに対する比率かピクセル数で指定する。

例えば、ウインドウを立てに２分割し、左側のフレームを４０％、右側のフレームを６０％に設定したい場合は、「cols="４０％,６０％"」となる。

（５）大きさの指定は、数値の代わりに「*」を使用すると、残りのフレームの大きさが自動的に設定される。例えば、「cols="５０,５０,*"」と指定すると、ページは縦に３分割され、左側と中央のフレーム領域の横幅が５０ピクセルで、残りが右側のフレーム領域の横幅となる。

フレーム領域に表示するページを指定するには、<frame>のsrc属性を利用する。

（１）<frameset></frameset>の間に、表示するページ数だけ<frame>を記述する。

（２）src属性でフレーム領域に表示するページのファイル名またはURLを指定する。