文字列をスクロールさせるには、<marquee></marquee>を利用する。<marquee></marquee>を指定すると、文字列がWebブラウザの右から左へスクロールして表示する。 <marquee></marquee>の属性を指定すると、スクロールの動きを詳細に設定することが出来る。 (1)behavior属性 スクロールの動きを設定する。scrollを指定すると、右から左へスクロール、slideを指定すると、左から文字列がスライドしてWebブラウザの右端で停止します。alternateを指定すると、左からスクロールした文字列が右端で折り返して右へスクロールし、左端で折り返す動きを繰り返す。behavior属性を指定しない場合は、scrollが設定される。 (2)bgcolor属性 <marquee></marquee>を指定している文字列のある行の背景に色を付ける。 (3)direction属性 スクロールする方向を指定する。leftを指定すると左から右へスクロールし、rightを指定すると、右から左へスクロールする。direction属性をしていしない場合、文字列は右から左へスクロールする。 (4)width属性 スクロールする範囲の長さを指定する。width属性で数値を指定すると、指定した数値のピクセル数分の範囲で、スクロールする。 (5)loop属性 スクロールを繰り返す回数を指定する。数値を指定すると、指定した回数分スクロールを繰り返した後、文字列は非表示になる。loop属性を指定しない場合、Webブラウザ上では無限にスクロールを繰り返す。 (6)scrollamount属性 スクロールの速度(1コマで移動するピクセル数)を指定する。scrollamount属性を指定しない場合、6ピクセルずつ移動する。数値が小さいほど遅く、大きいほど早く進む。なお、Webブラウザのウインドウ幅より大きい数値を指定すると文字列が表示されない。 文字列を右から左へ表示させるには、<bdo></bdo>のdir属性でrtlを指定する。 <bdo></bdo>は、英語などの左から右に記述する言語と、アラビア語などの右から左に記述する言語を混在させたい場合に利用する。
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